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京のお話

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お茶屋入門
〜舞妓さんたちにモテるのは誰?〜

舞妓さんたちと楽しむには、以前ご紹介したようにそこそこのお金が必要です。 とはいっても、女将さんと相談しながら上手くプランを練れば、高級クラブ程の値段にはなりません

「花代」とは舞妓さんや芸妓さんを呼ぶ際の料金のこと。 基本的に何時間いくら、といったシステムで、時計の無い時代には線香を焚き、燃え尽きた線香の本数で時間料金を計っていたといいます。 なんだか風流ですね。

また舞妓さんや芸妓さんに他府県に出張させる場合は「立花料」という特別料金がかかります。 正式な衣装(裾を長く引きずる「裾ひき」)で来てもらうと、さらに別料金が必要になってきますので、それはもっとお茶屋遊びに慣れてからお願いしてもいいでしょう。

 もちろん、いろいろと特別料金を払ってくれる人は客としては喜ばれるでしょうが、花街でモテようと思ったら何も札束をひらひらさればいいというわけではありません。 何度もお茶屋に足を運ぶのはなかなか大変かもしれませんが、お金で舞妓さんたちを振り向かせようという人は、京都の雅な伝統と格式のお茶屋を馬鹿にしているようなものです。 財力を前提にしたおつき合いなら別ですが・・・。

 芸人さん、特に歌舞伎界や映画村関係の人々はよく花街を利用しているので、舞妓さんたちに人気のある人も結構いることでしょう。 同様に花街への出入りが多いということで、芸妓さん、舞妓さんがよく利用する飲食店等の関係者も舞妓さんたちとの交流が深いと言われます。 しかし私たちは一般人。単に純粋に楽しむために花街に来ている人も、「舞妓さんや芸妓さんとより親密な仲に・・・」と思っている人も酒にまかせてマナーの無いことをしてしまっては彼女たちに嫌われてしまいます。

 芸能を楽しむ、生きた芸術家・演出家からの接待を受けているということを忘れず、かつ気楽に羽目を外すことにしましょう。 人一倍のお稽古事や接客術をこなす舞妓さんも芸妓さんも、普通の女性と一緒。買い物もするし、お酒を飲んで歓談もする。音楽鑑賞もする。もちろん恋愛だってするでしょう。 だから一番大事なのはやはり、その人の人間性にあるのです。節度があって彼女達を守っていけるような人になりましょう。 





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