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[祇園祭]山鉾巡行ルート



・戦後は合同化されていた山鉾巡行
山鉾巡行は、かつては神輿が出る神幸祭(17日)と還幸祭(24日)に合わせて前祭・後祭の二つに分かれて巡行していましたが、昭和41(1966)年からは、前祭・後祭ともに、17日に四条通→河原町通→御池通を巡行するかたちを取っていました。
かつての後祭では三条烏丸→寺町通→四条通を西に進んでいたそうで、24日の花傘巡行は、統合された後祭の代わりに生まれたものです。

→→「一言コラム(山鉾はなぜ巡行する?)」(※2020年7月内容を修正しました)


有料観覧席の予約は、毎年6月上旬頃から開始されます。                       
 


山鉾巡行・前祭巡行コース
四条烏丸 9:00頃〜四条通堺町で「くじ改め」
四条通麩屋町 9:20頃〜「しめ縄切り」
四条通・御旅所前  
四条河原町 9:40頃〜「辻まわし」
河原町御池 10:35頃〜「辻まわし」
新町通    →スタッフレポート 11:25頃〜
17日 山鉾巡行・前祭(さきまつり) 巡行コース


山鉾巡行・後祭巡行コース
烏丸御池 9:30
御池通寺町東入ル「くじ改め」 10:00
河原町御池「辻まわし」 10:05
四条河原町「辻まわし」 10:40
四条烏丸 11:22
 ※花笠巡行のルートが変更になっています!詳細は八坂神社公式サイト内をご確認ください。

24日山鉾巡行・後祭(あとまつり) 巡行コース
 

 ●山鉾巡行の見どころ
午前9時、くじ取らずの長刀鉾を先頭に山鉾が集合し、四条堺町では巡行の順番を確認する「くじ改め」が京都市長によって行われます。
さらに四条麩屋町では、長刀鉾の稚児が「注連縄切」を行う事で結界が解き放たれ、山鉾が神域へと進んでいきます。
「辻まわし」では祗園囃子も調子を変え、水をまいた竹の上に約12トンに達する山鉾を乗せ、滑らせて見事に方向転換が行われます。
 
辻回しの準備 辻回し 山の辻回し


●移動する茶室「荷茶屋」(にないちゃや)にも注目!
「荷茶屋」とは、天秤棒の両端に釜などの茶道具を納めた箱形の水屋を下げた移動式の茶屋で、明治頃までは実際に使われていたといい、山鉾巡行の際に、お供の人達の喉を潤していたそうです。
ここ数年の間に、あちこちの鉾町で復活し、巡行に登場したり、町会所に展示されたりしています。

荷茶屋 荷茶屋2

●山鉾巡行の後は、神輿渡御
豪華に飾られ、見る人のため息を誘う山鉾ですが、山鉾巡行はほぼ午前中に終わり、早々に解体して片付けられていきます。
前祭の山鉾巡行が終わると、夕刻からは久世駒方稚児を先頭に三基の神輿が動きます。
四条御旅所への「神幸行列」です。
また、後祭の山鉾巡行が終わると、同じく夕刻から還幸祭が行われます。 詳細はこちら


2023年の巡行順(7/2のくじ取り式で決定します)

太字はくじ取らず 各山鉾の詳しい解説はこちら
 

◇さきの行列(前祭。さきまつり) 
 

(1)(くじ取らず) 長刀鉾(なぎなたぼこ) 
(2)(山1番)山伏山(やまぶしやま)
(3)(山2番)白楽天山(はくらくてんやま)
(4)(山3番)芦刈山(あしかりやま)
(5)(くじ取らず) 函谷鉾(かんこぼこ)
(6)(山4番)郭巨山(かっきょやま)
(7)(傘1番)四条傘鉾(しじょうかさぼこ)
(8)(山5番)木賊山(とくさやま)
(9)(鉾1番)鶏鉾(にわとりぼこ)
(10)(山6番)油天神山(あぶらてんじんやま)
(11)(山7番)孟宗山(もうそうやま)
(12)(山8番)霰天神山(あられてんじんやま)
(13)(鉾2番)菊水鉾(きくすいぼこ)
(14)(山9番)保昌山(ほうしょうやま)
(15)(傘2番)綾傘鉾(あやがさぼこ)
(16)(山10番)太子山(たいしやま)
(17)(鉾3番)月鉾(つきぼこ)
(18)(山11番)伯牙山(はくがやま)
(19)(山12番)蟷螂山(とうろうやま)
(20)(山13番)占出山(うらでやま)
(21)(くじ取らず) 放下鉾(ほうかぼこ)
(22)(くじ取らず) 岩戸山(いわとやま)
(23)(くじ取らず) 船鉾(ふねぼこ)

◇あとの行列(後祭。あとまつり)   
(1)(くじ取らず) 橋弁慶山(はしべんけいやま)
(2)(くじ取らず) 南観音山(みなみかんのんやま)
(3)(山1番)浄妙山(じょうみょうやま)
(4)(山2番)八幡山(はちまんやま)
(5)(山3番)鯉山(こいやま)
(6)(くじ取らず) 北観音山(きたかんのんやま)
(7)(山4番)黒主山(くろぬしやま)
(8)(山5番)役行者山(えんのぎょうじゃやま)
(9)(山6番)鈴鹿山(すずかやま)
(10)(くじ取らず) 鷹山(たかやま)
(11)(くじ取らず) 大船鉾(おおふなぼこ)

●祇園祭・山鉾巡行の有料観覧席について
17日の前祭では寺町通~新町通間の御池通の南北に、
24日の後祭では京都市役所前(寺町通~河原町通間御池通)の南北に有料観覧席が設けられます。
なお、後祭巡行列に引き続き、花傘巡行列も通過します(※過去の例)。

お問合せ、お申込み:
075-213-1717 (京都市観光協会
075-343-0548(京都総合観光案内所「京なび」
インターネット予約(京都市観光協会H.P

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