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京野菜とは






伝統野菜 ブランド野菜 新・京野菜 その他の代表的な京野菜

■京野菜とは

巷で人気急上昇中の京野菜。
お店のサラダメニューでも、京野菜「水菜」の名前を見かけた事がある人も多いはず。
健康志向の風潮とはいえ、なぜここまで「京野菜」が人気なのでしょうか?

京野菜の歴史

千年の都としての長い歴史の中、海から遠かった京都盆地では、
海産物の入手が困難な事から新鮮な野菜作りが求められ、
洛外における地元栽培が行われるようになりました。

そして、朝廷や寺社への献上品として国内各地や大陸から
高品質な野菜の種や高い技術等が集まり、品種改良が進んでいったのです。

また京の都は、夏は暑く冬は「京の底冷え」と言われる程寒くて、
昼夜の温度差も大きく、豊かな地下水と肥沃な土質に恵まれていた事が、
野菜作りに向いていたようです。

その好環境と技術、工夫に努力を重ねてきた農家の人々によって、
一般の品種よりも栄養価が高く、風味の良い京野菜の伝統が、現在も受け継がれています。

京の伝統野菜とは

京都府により1987年から認定を始め、現在41種類があります。
    [京の伝統野菜の定義]
  • 明治以前の導入の歴史を有する。
  • 京都市内のみでなく、府内で生産されている。
  • 竹の子を含む。
  • きのこ、シダ類(ぜんまい、わらび等)を除く。
  • 栽培または保存されているもの、及び絶滅した品目を含む。
認定品種の中には、伝統野菜に準じるものや、絶滅したものも含みます。

京都府指定の京の伝統野菜の詳細はこちら

ブランド京野菜(京のブランド産品)とは

1989年から行政、流通団体、農協等が認定を始め、現在21品目あります。
京都府の外郭団体・社団法人京のふるさと産品価格流通安定協会(京のふるさと産品協会)が認証し、
「京マーク」が貼付されて流通しています。



ブランド産品マーク認定品目
京都らしいイメージがあり、京都府内の農林水産物の中から特に品質が優れているもの。
市場流通可能な一定の出荷量と品質を満たしているもの。

ブランド京野菜の詳細はこちら

市民権を得る!?「新・京野菜」

京都新聞Webサイト 「京都おもしろ宣言」

京都のご当地ものとして、京都検定並に!?人気が高い京野菜。
地元で生産したものを地元で消費できるよう、
京都市が進める京の旬野菜推進事業の中で、青菜の不足する夏場に食べられる「京唐菜」ができたり、
小振りながらも、一般品種よりも風味や栄養価が高い「京あかね」が誕生したり、
今も昔も消費者の希望と生産者の研究・努力の中で生まれ、また受け継がれてけてきたのが京野菜と言えるでしょう。

新・京野菜の詳細はこちら

京野菜を食べる

●旬の京野菜提供店とは
京都府内にあり、京の伝統野菜等の京野菜を使用した料理を自店で調理し、提供するお店(料理のジャンルは不問)です。
申請のあった料理店の中から、(社)京のふるさと産品協会が審査の上で認定しています。
    [旬の京野菜提供店の認定要件]
  1. 協会が指定する旬の京野菜を常時使用し、それらを使用する料理を常時提供すること
  2. 上記京野菜について、市場、その他産地直送又は自家栽培による確実な仕入れルートを有すること
  3. 京野菜のイメージアップを図ることができること
  4. 業種別の生活衛生同業組合等に加入し、食品衛生の向上に努めていること
京野菜がおいしいお店

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