京都御苑の南、堺町通りにある堀野記念館。
天明元年(1781年)キンシ正宗の創業者・松屋久兵衛が、この地に造り酒蔵を営んだ本宅です。 (松屋は屋号)明治13年に、酒造りは伏見に移ったものの、現在でも当時の面影を偲ぶことができます。 土間の奥に見えているのが天明蔵(酒蔵)です。 |
中庭には、名水「桃の井」があり、毎時3トンの清水を沸き出だしています。
その後ろには、文庫蔵があり、棟札には、 文政3年(1820)の上棟と記載されています。 座敷では現在、「柴崎幸次 照明作品展」が 行われており、和紙の灯りが町屋の造りに 溶け込んで、幽玄の世界へと誘います。 |
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二階には客人をもてなす10畳間が。
写真では、手前が10畳間、2本の灯りが立っている 奥が下手で、長5畳の「鞘の間」になります。 襖を開けると、鞘の間が舞台となり、舞妓さんが 芸を披露し たそうです。 |