900年菅原道真公が重陽の宴に詠んだ詩に醍醐天皇が感銘を受け、
ご更衣を賜りました。
大宰府に流された菅原道真が都での栄華を思い
「去年の今夜清涼に侍す……恩賜の御衣……余香を拝す」と
「重陽後一日」の詩を詠んだ故事にちなむ祭儀。
毎年題を決め全国から献詠された和歌を神前で披露します。
当日の神餓には黄菊,白菊を飾り、
また斎主以下祭員・奉仕者も全員冠に小菊をかざして奉仕します。
左遷された身の上にもありながら賜った衣の香を拝しているという
公の人柄がしのばれるエピソードです。
■場 所: | 北野天満宮 |
■期 間: | 10/29(※毎年同じ日程です) |
■時 間: | 14時~(約50分間) |
■アクセス: | 市バス50「北野天満宮前」 |
■お問合せ: | 075-461-0005 |
■詳細ページ: | 北野天満宮公式ホームページ 北野天満宮周辺情報 |
この頃になると大覚寺では、1000鉢もの嵯峨菊を並べた嵯峨菊花展が行われます。
ひょろ長い茎が伸び、なかには人の身長に負けない程のものもあります。
大覚寺はその昔嵯峨天皇の離宮であり、寺院に改められて天皇や皇族が住職につきました。そのためか、どこか建物が宮廷のように豪華に見えます。
花は茎の下の方から順に咲き始め、添え木に支えられて秋の青空めがけて赤、白、黄色と咲き誇ります。
■場 所: | 大覚寺 |
■アクセス: | 市バス28「大覚寺」 またはJR 「嵯峨嵐山」駅より徒歩17分 |
■お問合せ: | 075-871-0071 |
■詳細ページ: | 大覚寺公式ホームページ 大覚寺周辺情報 |