大正9年頃から始まった陶器まつりは、コロナ禍の影響で中止されていましたが、2023年に若手の陶芸家を中心に新たな組織「五条若宮陶器祭実行委員会」が発足し、陶器神社でもある若宮八幡宮境内で小規模な陶器祭が実されました。
今年は京都府内に限定して出店者を募り、歩道にテントを並べる以前のスタイルを取
り戻しながら、五条通の陶器まつりの復活を目指しています。
(※画像は過去の陶器まつりの様子です)
■場 所: | 五条通(東大路~五条大橋の南北歩道上)・若宮八幡宮 |
■期 間: | 2024年8月7日(水)~10日(土) 陶器神輿の巡行:8/8 11時~ 若宮八幡宮祭:8/7~/10(※毎年同じ日程です) |
■時 間: | 10:00~22:00 (※店舗、エリアにより異なる時間が異なる) 陶器神輿の巡行:8/8 11時~ |
■アクセス: | 市バス206「五条坂」または 京阪「清水五条」駅より徒歩約12分 |
■お問合せ: | 075-541-1192(竹虎堂株式会社内五条坂陶器祭運営協議会) |
■詳細ページ: | 五条若宮陶器祭公式ホームページ 若宮八幡宮社公式ホームページ |
六道とは、「天上界」から「地獄界」までの6種の冥界のこと。
6つの道で迷っている故人の精霊を観音の加護により各家に迎え、供養する仏教の行事です。
「六道さん」と呼ばれる六道珍皇寺の建つ辺りは、平安の昔の葬送地・鳥辺野の入り口にあたることから、この世とあの世の境とされ、「六道の辻」とも言われています。
期間中は、「迎えの鐘」をつく参詣者で早朝からにぎわいます。
この鐘、鐘楼の中は見えず壁の真ん中から外に出ている綱を引いて鐘を撞きます。
その音色は、なんと十万億土の冥界にも響くと言われているんですよ。
高野槇(コウヤマキ)を購入して水塔婆に戒名を書いてもらい、迎えの鐘を突いて水塔婆を線香の煙で清め、濡らした高野槇の葉で水を掛けてお地蔵さまの前に供えます。
精霊はお迎え鐘に導かれ、高野槇の葉に乗って現世に戻って来るとされています。
参拝者は高野槇を持ち帰り、精霊棚や仏壇に供えて、お盆の間精進のご馳走でもてなします。
矢田寺の送り鐘と共に夏の風物詩となっています。
重文の薬師如来の御開帳他、数々の寺宝も公開されます。
また、松原通りに出る夜店(~22時頃)もお楽しみです。
■場 所: | 六道珍皇寺 |
■期 間: | 8/7~/10(※毎年同じ日程です) |
■時 間: | 迎えの鐘: 6:00~22:00 |
■アクセス: | 市バス206「清水道」または 京阪「清水五条」駅より徒歩約12分 |
■お問合せ: | 075-561-4129 |
■詳細ページ: | 六道珍皇寺公式ホームページ |
廬山寺は京都御所の東側にあり、紫式部の邸宅跡と伝えられています。
この寺にある「源氏の庭」に、この季節になると桔梗が花を咲かせます。敷き詰められた白砂と深緑の苔、そして桔梗の上品な紫色のコントラストが何ともいえない美しさを演出しています。
桔梗の紫を愛でて、悠久の紫式部に想いを馳せるのも一興です。
■場 所: | 廬山寺 |
■アクセス: | 市バス17・205「府立医大病院前」 または地下鉄「今出川」駅より徒歩約16分 |
■お問合せ: | 075-231-0355 |
■詳細ページ: | 廬山寺公式ホームページ 廬山寺周辺情報 源氏物語特集 |