地下鉄北山駅を出ると「陶板名画の庭」がありました。
入園料が100円と安いこともあって入ってみることに。
左手に流れる小川には、見事な睡蓮が(モネ作『睡蓮・朝』)。
そして戯れる猿・兎・蛙(鳥羽僧正作『鳥獣人物戯画』) をやり過ごし、
イエスと弟子たちの晩ご飯(レオナルド・ダ・ヴィンチ作『最後の晩餐』)を拝見しながら下へ下へと降りていきます。
そして下界から天上界(ミケランジェロ作『最後の審判』)を見上げ、降り注ぐ水と光に圧倒されました。
「陶板名画の庭」はそれ自体が芸術作品のようです。
打ちっぱなしのコンクリート、太陽の光できらきらと輝きながら落 ちてくる水、
陶板画を秋のやわらかな光が包み込み、開放感・透明感ある落ち着く空間を作り出しています。
さすがに安藤 忠雄設計といったところでしょうか。