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きぬかけの道

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路線図をご覧下さい

 



朝起きると、今日はスバラシイ晴天!家でじっとしているなんてもったいないので、
散歩に出かけることにしました。京福電車に乗り、御室駅で降りてみました。

仁和寺

御室駅は無人駅なので、誰もいない改札を通り抜けて外に出ます。
すると目の前に大きな門が見えています。仁和寺です。
おばちゃんの集団を追い越したりしながら歩いてみると、仁和寺も結構広い!
五重塔や観音堂などの文化財を眺めながら、東側の門から出ます。
仁和寺
仁和寺

きぬかけの道

そこから外に出てしばらく歩くと「きぬかけの道」という看板が。
看板を見ると、きぬかけの道とはここから竜安寺あたりまで続いている道のこと。

せっかくなので、この道沿いを歩いていくことにします。
哲学の道のような風情ある細い道を想像していたのですが、けっこう交通量も多い普通の道。
でも、山や竹林が道沿いにあり、結構雰囲気のいいところです。
きぬかけの道
きぬかけの道

竜安寺

緩くカーブしている道をてくてく歩いていると、こんな会社がありました。
「けんかしたら弱そう」だとか「電話に出るときとか、何かいやだなぁ」とか
くだらないことを考えているうちに、竜安寺が見えてきました。
竜安寺と言えば枯山水の石庭が有名。私も例にもれずその石庭を見に行くことにします。

鏡容池

拝観料は400円。門をくぐり、鏡容池の周りを順路に沿って歩きます。
池に泳ぐアヒルの写真を、熱心に撮る外人さんを横目に、砂利道を歩きます。
こんな日に限って靴はパンプス。かかとに砂利がめり込んじゃってます。

石庭の入り口でチケットを渡し、中へ。さっそく石庭のある場所に行きます。
虎の子渡しと呼ばれている枯山水の庭園からは、とても静かな雰囲気が伝わって来ます。
これが禅の精神というものなのでしょうか。

庭園の前の床はウグイス張りで歩くときゅっ、きゅっと音がします。
三都物語のCMの賀来千香子さんのように、うれしがって必要以上に往復します。
しかし、今日はなぜかほとんど人がいません。
庭園の前に座っていると、目の前の枯山水庭園を独り占めしているようで、なんだか得した気分です。
竜安寺 鏡容池 竜安寺 枯山水
竜安寺 鏡容池 竜安寺 枯山水

Roy's Garden

気がつくともう3時過ぎ。お腹もすいてきたので遅めのお昼ご飯を食べようと、お店を探します。

少し歩いたところに「Roy's Garden」というカフェを発見。なんだかオシャレな雰囲気です。
店内にはフレンチポップが流れ、店員さんはボーダーTシャツ。
ガラス張りの壁からは明るい光が差し込んできます。うーん、爽やか。

メニュー展開も豊富で迷ってしまいましたが、ここの特製カレーを注文することに。
運ばれてきたカレーは、白色のココナッツカレー。
適度な辛さでとてもおいしかったです。
これにデザートとコーヒーまでついて900円、なかなかお得!
きぬかけの道 Roy's Garde Roy's Garde ココナッツカレー
きぬかけの道 Roy's Garde Roy's Garde ココナッツカレー

立命館大学

店を出てしばらく行くと、なにやら若者がたくさん。
そう、近くに立命館大学があるんです。
ちょっと寄ってみることにします。
学生食堂が並ぶ細い道を通っていくと、門が見えてきました。
中に入るととても綺麗な校舎が。
以学館という名前で、産業社会学部の校舎です。
ノートや本を持った学生たちがせわしなく走っていきます。
きぬかけの道 立命館大学
きぬかけの道 立命館大学

妙心寺

立命館大学を通り抜け、妙心寺へ向かいます。
案内看板を見ると妙心寺はとにかく広い。
なんと中には40もの塔頭が立ち並んでいるそう。
全部見て回る事なんて時間的にとうてい無理そうなので、
一般公開されている塔頭のひとつ、桂春院へ行ってみることに。

ここには趣の違う4つの庭があり、またお抹茶も頂けるのですが、
もう5時前だったのでお抹茶席は終わっていました。残念!
今度はもっと早い時間に来ることにします。
きぬかけの道 妙心寺 妙心寺 案内看板
きぬかけの道 妙心寺 妙心寺 案内看板

商店街

そろそろ薄暗くなってきたので、今日の散歩はこれで終了。
京福の竜安寺道駅から電車に乗ることに。
この駅からは商店街が見えます。
あまりにぎわってはいませんでしたが、子どもの頃を思い出すような、
なんだかなつかしい感じがする商店街でした。
電車がやってきたので中に乗り込み、竜安寺道駅をあとにします。
きぬかけの道 商店街
きぬかけの道 商店街
今この付近にはたくさんのお寺があり、観光シーズンは旅行者でいっぱい。
たくさんの人でにぎわっているお寺も少し時期がはずれるとあまり人もおらず、
観光地の顔とは別の表情を私達に見せてくれます。
ちょっと寒いけど、冬に訪れる衣笠もなかなか風情があります。
また、雪の日なんかは何とも言えない美しい景色が見られるんでしょうね。

さんぽ 田中絢子


一言コラム

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