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骨董市 天神さんへ行こう! 2

「天神さん」は天満宮本殿に通じる境内に、500ちかい店が並び、
思わず立ちどまりたくなるような光景がいっぱい!
乳母車に疲れて眠る子をよそに掘り出しもんハントはのんびりと続きます。

 
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古伊万里大皿
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古い漫画本 500円~
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実用的な物もたくさん!
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アルマジェロ製の菓子鉢
なんともグロテスク(手前)
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西洋骨董の青い目の人形さんたち
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懐しい看板
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襖の取っ手も使い方しだい・・・?
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「玉」の置物



 
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市から脱け出ると、さっきの雑踏からは想像もつかないほどの静けさ。
境内に腰かけ「今日の掘り出しもん」を取り出しこっそり眺めてみる。
そばに彼岸花がずーっとこちらを伺っていたようにほっこり咲いています。



 
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いい匂いと湯気がたまらん! 今晩の酒の「あて」にと持ち帰る人も多い。

 
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生まれも育ちもここ北野天満宮の
通称「大福梅」その梅を干していました。
12月13日には、お正月の祝膳にと
全国から多くの参拝者が買いにきます。
今から楽しみです。
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とても高価で手が出ないような着物も、
ここではお好み次第。次々と試着して
周りの人に「こっちの方が、グーよ」
なんてすすめられ、伴天や晴れ着を
リュックいっぱい詰めて帰る
外人さんもいるそうです。

歌舞伎の発祥地「北野天満宮」は、商いだでけでなく芸能ごとも活気がありました。
出雲の阿国が音楽と芝居を組み合わせた新しいスタイルの芸能を上演し、
阿国歌舞伎と呼ばれ一世を風靡します。これが今の歌舞伎に当たります。
境内のすぐ東の上七軒歌舞練場では、「北野をどり」が毎年開かれますが、
現代の阿国が偲ばれます。
近頃の市では、掘り出し物が見つけにくいのですが、
なぜか吸い寄せられるように人が群がります。

「掘り出しもん」を目指して毎月ここにやってくる人たちは、「ひょっとしたら!?」という
夢と期待でいっぱいなのでしょうね。
ぜひ「天神さん」で昔からの庶民のエネルギーを存分に感じてください!
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一言コラム

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