王朝文学と言えば京都御所。御苑内にある宮内庁京都事務所の北側は一条邸の跡です。
物語の中では、光源氏の息子・夕霧が、一条宮に亡き親友・柏木の正室・落葉宮を見舞いに行くシーンが描かれています。
また、京都御苑南東角のテニスコートの辺りは、赤いお鼻のお姫様・末摘花が住んでいた屋敷にあたる場所です。
京都御苑は、もみじだけでなく、銀杏の大木が美しい紅葉スポットです。
源氏庭は、源氏物語絵巻に描かれるようなたなびく雲を、白砂と苔で表現。
脇の門から牛車が入り、庭に張り出した舞台に人を降ろす構造となっています。
庭園には紅葉、入り口付近には銀杏の木があります。