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観月のススメ

 
観月のすすめ
今年(2017年)は、10月4日(水)が「仲秋の名月」です。
◆中秋の名月とは?
昔の暦では1~3月を春、4~6月を夏、7月~9月を秋、10~12月を冬としていました。
中秋というのは読んで字の如く「中」の「秋」、つまり旧暦の八月のことを言います。

月始めを新月として15日目の月、「十五夜」の月が満月となるということ
(実際には十五夜は新月から数えて14日後の月となるので、必ずしも満月ではありません。)、
また中秋の頃が一年の間で一番空気が澄んでいて月がきれいに見えるという理由で、
この時期に観月の席を設けることとなったらしいのです。

そもそもの由来は中国に起源があるようで、唐代の文献には観月の行事が確認されています。
中国では月見団子ではなく、月餅を供えます。
この風習が平安時代頃に日本へ伝わり観月の宴となったのでしょう。
現代とは違い、その頃の娯楽といえば自然の風景も立派な娯楽でした。
当時の貴族たちは月を愛でながら即興で和歌を詠み、その出来栄えを競いながら宴を楽しんだといわれています。

また、日本独自のものとして、旧暦の9月13日を「十三夜」として月を愛でる習慣があります。
普通「十五夜」と「十三夜」はセットで愛でるものとされ、片方だけを観ることを片見月として嫌われていました。

◆お供え物って?
「お月見」と聞くとまず思い浮かべるイメージは、月見団子が山盛りに供えてあって、その左右にはススキが穂を揺らしている、というものではないでしょうか?

このお供え物の種類は地方によって様々なものがあり、ススキや萩の花を飾ったり、月見団子やお神酒と一緒に里芋や枝豆を供える場合もあります。
おそらく月読神社に代表されるような月信仰と土着的な収穫祭とがミックスされて、お月見の儀式となったのではないでしょうか。

 
◆京都のお月見情報

※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。 

大覚寺 / 下鴨神社 / 平野神社 / 八坂神社 / 上賀茂神社 / 妙心寺退蔵院 / 萬福寺 /
高台寺 / 長岡天満宮 / 勝竜寺城公園 / 神泉苑 / 松尾大社 / 京都府立植物園 / 吉田山荘 / 智積院 /
 無鄰菴 / 
その他の観月イベント(白峯神宮、水景園)

 
■大覚寺/観月の夕べ
日本三大名月観賞池のひとつ、大沢の池で観月の夕べが催されます。
池には龍頭船が浮かび、琴の調べが響く中(※2017年度は観月コンサート及び琴演奏は開催されません。大覚寺若手僧侶による声明ミニコンサートのみ)、何ともいえない雅な雰囲気に包まれてみるのはいかがでしょうか。
また、池に浮かぶ船の上と池畔にお茶席も設けられます。
●場所: 大覚寺五大堂、大沢池一帯
※2017年度は夜間行事中の諸堂エリアは拝観不可となります。
●期日: 2017年10月4日(水)~10月6日(金)※雨天の場合中止あり
●時間: 17~21時頃(受付:15時~20時半)
●料金: 舟席券: 1枚1000円(通常の拝観料込み。船内での茶席はありません)
◆舟席券は15時より勅使門前にて販売。
(※状態により販売開始時間より以前に整理券を配布する場合もあります)一人4枚まで。
集合時間が17時台、18時台、19時台、20時台の4種類。各時間毎に数に限りがあります。

◆茶券:1枚800円(お抹茶とお菓子付。通常の拝観料込み。1席15分程度)。(観月席。蓮華殿にて17時より販売(※数に限りがあります)
●内容: ○満月法会(本年は10月4日(水)のみ。17時~19時 ※予定。雨天決行、荒天中止)
○屋形船の運航(※要船席券)
○模擬店(期間中の夕刻)
○茶席(要茶席券)
●交通:

京都バス71、81、市バス28、91大覚寺前停留所または
JR「嵯峨嵐山」駅から徒歩約20分

●電話: 075-871-0071
*
■下鴨神社「名月管弦祭」
* 昭和38年から一般に公開されるようになりました。観月の会と併せて豊作祈願を雅楽で表現し奉納します。
また、十二単の平安貴族舞、舞楽、管弦、琴の演奏なども奉納されます。茶席も設けられ、古式ゆかしい祭事を観覧しながら楽しめます。

●場所: 下鴨神社
●期日: 2017年10月4日(水)
●時間: 17時半~21時。(月見だんご整理券:18時~。 300名限定)
17時半より王朝舞や舞楽、管絃を奉納します。
●料金(予定): 観覧は無料、ただしお茶席は1000円
●交通: JR京都駅より市バス4、205系統下鴨神社前停留所または
京阪「出町柳」駅より徒歩12分
●電話: 075-781-0010
スタッフレポートはこちら
■平野神社「名月祭」
神事のあと民謡、舞踊や雅楽の奉納が行われ、抹茶の接待もあります。

●場所: 平野神社
●期日: 2017年10月4日(水)
●時間: 18~21時(過去の例)。祭典:18時半~、奉納行事:19時~(※奉灯祭と日が重なった場合は変更あり)
●料金: 無料、ただし抹茶は500円
●交通: JR京都駅より市バス50、205系統
衣笠校前停留所
●電話: 075-461-4450
*
■八坂神社「観月祭」
舞殿にて舞楽や箏曲などの様々な奉納行事があります。

●場所: 八坂神社
●期日: 2017年10月4日(水)
●時間: 19時頃~
●料金: 無料
●交通: 市バス206「祇園」または京阪「祇園四条」駅より徒歩約5分
●電話: 075-561-6155
   
■上賀茂神社「賀茂観月祭」
祭典後、参拝者の先着300名に亀屋良長から奉納の「月見団子」の整理券を配布します。
地域、和太鼓クラブやミニコンサートなどの奉納があり、終了後には、増田徳兵衛商店奉納による「月の桂にごり酒」が先着順で振舞われます。
動画はこちら
●場所: 上賀茂神社(※雨天時は庁屋)
●期日: 2017年10月4日(水)
●時間: お茶席:15時~19時半、和太鼓の奉納演奏:18時頃~、「月見団子」整理券配布:18時~、祭典:17時~
●料金: 無料
●交通: 地下鉄北大路駅より市バス北3系統御薗口町停留所
または地下鉄「北山」駅より徒歩15分
●電話: 075-781-0011
妙心寺塔頭退蔵院「観月茶会」
恒例の観月のお茶会はお茶席のほか、お茶席・茶室「囲い席」を公開し、回遊式庭園「余香苑」などをライトアップします。
また秋の味覚を取り入れた特別な精進料理を堪能し、食事の中程で邦楽生演奏を鑑賞します。
●場所: 妙心寺塔頭退蔵院
●期日: 「観月茶会」:2017年10月3日(火)・4日(水)18~21時 
●料金: 9000円(食事代含・要予約)
●交通: JR花園駅から徒歩10分またはJR「花園」駅より徒歩約8分
●電話: 075-467-1666(花園会館花ごころ・予約は前々日までに)
■萬福寺「月見の煎茶会」
日本煎茶道連盟が主催し、宇治市の萬福寺で「秋の夕べ」が開かれます。
煎茶道の様々な流派が合同で茶会を開き、月見も同時に楽しめます。 スタッフレポート
●場所: 萬福寺
●期日: 2017年10月21日(土)雨天決行
●時間: 14時半~19時。本堂献茶:18時~
●料金: お茶席3,500円(3席綴り)(10月13日までに要予約。萬福寺入山料込み)(※当日券も若干有りますが、入山料別途500円が必要)
●交通: 京阪電鉄宇治線黄檗駅下車徒歩5分
●電話: 0774-32-3900
0774-32-1368、申込用FAX:0774-32-6298(名前、電話番号、住所、希望枚数を明記のこと)(
全日本煎茶道連盟
■高台寺 観月茶会
月明かりの下で名勝庭園を散策。呈茶、点心、掌美術館の見学、喫茶等、盛りだくさんな内容です。
お茶会未経験者や、お一人様でも参加でき、服装も自由です。
●場所: 高台寺
●期日: 観月茶会:2017年9/8~/24の金・土・日曜
受付:17~18時
●料金: 茶会:6000円(拝観料込み、点心・喫茶付。前日16時までに要予約。約2時間半)
●交通: 市バス206系統 東山安井停留所または京阪「祇園四条」駅より徒歩約10分
●電話: 075-561-9966
■長岡天満宮 名月祭
神楽、琴、琵琶の演奏が奉納されます。月の下でのお茶席、お弁当が楽しめます。

●場所: 長岡天満宮
●期日: 2017年9月24日(日)(小雨決行)神事:18時半~、奉納行事:19時~
お茶席:17~21時
●料金: お抹茶:500円(お菓子付き。当日券のみ)
月見弁当(錦水亭):4500円(神事お下がり、お食事、お抹茶席つき。9月15日までに天満宮まで電話で申込み)             
●交通: JR長岡京駅 阪急長岡天神駅
●電話: 075-951-1025


■勝竜寺城公園「名月の宴」
細川ガラシャゆかりの勝竜寺城跡地にて、初秋の夜に日本舞踊や詩吟、野だて等の古典芸能を楽しむ催しです(予定)。

●場所: 勝竜寺城公園(京都府長岡京市勝竜寺13)
●期日: 2017年9/9 (土) 18~20時半 ※雨天時は翌日に延期
●交通: JR長岡京駅
●電話: 075-951-4500(長岡京市観光案内所


■向日神社「観月の夕べ」
本殿で、煎茶道方円流による献茶式や、清めの鈴を鳴らす神事が開かれます。
晴れていれば本殿間にて尺八や琴等の邦楽邦楽があります。
茶席も用意され、会場に飾られていたススキが、家内繁栄を願って参加者に配られます(20時半以降)。
境内に設置された灯りが境内を照らします。
●場所: 向日神社
●期日: 2016年9/18(日)(毎年9月中旬の土または日曜) (※2017年度は休止)
●時間: 18時半~20時。音楽の奉納:19時~
●料金: 茶席:500円。枚数に限りあり、前売・当日あり
●交通: 阪急京都線「西向日」駅
●電話: 075-921-0217
神泉苑「観月会」
夜の庭園が特別に公開され、善女龍王社拝殿にて沖縄三線や琴の奉納、法成池船中にてお茶席があります。
スタッフレポートはこちら

●場所: 神泉苑
●期日: 2017年10月7日(土) 
●時間: 18時より受け付け。観月法要:18時~、庭園特別公開:18時半~20時半、
お茶席:18時半~20時半、奉納演奏会:19時~20時半
●料金: 茶席:700円 (150名限定)
●交通: 地下鉄東西線「二条城前」駅
●電話: 075-821-1466  
■松尾大社 観月祭
重森三玲ら3代による松風苑庭園(磐座の庭、曲水の庭、蓬莱の庭)のライトアップは、昼間とはまた違った景色を写しだします。
舞や和太鼓、国内外の様々なジャンルの音楽が奉納され、俳句大会や月見酒まん・たる酒の接待(先着500名)も行われます。(※過去の例)
●場所: 松尾大社
●期日: 2017年10月7日(土) 
●時間: 17~21時
●料金: 1000円、俳句大会投句料:200円
●交通: 阪急電車「松尾」駅
●電話: 075-871-5016
■京都府立植物園「名月観賞の夕べ」
夜の植物園を開放して、仲秋の名月を観賞します。会場である大芝生地では野外音楽会、天体望遠鏡による仲秋の名月観察会も。
竹灯火約2000本が道案内します。 

●場所: 京都府立植物園(京都市左京区下鴨半木町)
●期日: 2017年10月4日(水)※小雨決行、荒天の場合は中止。 
●時間: 18時開園~20時半
●料金: 再開園後は無料(駐車場半額:400円)
●交通: 地下鉄「北大路」駅または「北山」駅
●電話: 075-701-0141
■吉田山荘「お月見コンサート」
吉田山荘は、昭和天皇の義理の弟、東伏見宮家の別邸でした。
日替わりでゲストを迎え、月見団子や秋草、里芋を供え、中秋の彩りを奏でる1ランク上の観月会です。

●場所: 料理旅館 吉田山荘(京都市左京区吉田下大路町59-1 )
●期日: 2017年9月30(土)・10月1日(日)
●時間: 夕食付:17時~、演奏会のみ:19時半~
●料金:

25,000円 (税・サ込、お夕食・演奏会、お茶・お菓子)
7,000円 (税・サ込、演奏会のみ。お茶・お菓子) 

●交通: 市バス5、17で「銀閣寺道」
●電話: 075-771-6125
■智積院「観月会」
観月会では、智積院僧侶による声明と密教瞑想「月輪観(がちりんかん)」の体験指導、「お月見コンサート」が催されます。
秋の夜長、美しい音色を聞きながらのお月見などいかがでしょうか。
同時に夜間特別拝観・宸殿特別公開、月見だんごの販売も行われます。(※過去の例)

●場所: 智積院講堂(東山区東大路七条下ル東瓦町964)
●期日: 2017年10月4日(水)
●時間: 17時開場~21時
●料金:

前売券:大人3,700円
当日券: 大人4,200円
智積院会館宿泊パック:9,000円(一泊朝食付き)
(いずれも月見弁当・お茶付)

●交通: 市バス206・208「東山七条」 または京阪「七条」駅より徒歩約10分
●電話: 075-541-5363
■無鄰菴「東山の名月をながめる会」
夜の庭園で日本文化のいくつものジャンルを織り交ぜ、中秋の名月を味わう贅沢な「庭遊び」。
お香の香りが広がる庭園で、月明かりのもと、お能の仕舞や名月にちなんだお菓子を堪能します。

●場所: 無鄰菴
●期日: 2017年10月4日(水)
●時間: 19~21時(18時45分開場)
●料金:

3000円(※要予約・先着50名)

●交通: 市バス:京都岡崎ループ「南禅寺・疏水記念館・動物園東門前」または地下鉄東西線「蹴上」駅より徒歩約7分
●電話: 075-771-3909
●その他の観月イベント

   白峯神宮「献燈講祭(観月祭)」 /  水景園「観月の夕べ」 / 


主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。


 
 

一言コラム

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