世界文化遺産でもある二条城 |
京都の徳川といえば、一番最初に思いつくのは二条城でしょう。 慶長8年(1603)、徳川家康が京都の守護と将軍の宿泊のために現在の二の丸御殿の部分を造営、寛永3年(1626)3代将軍家光が本丸、石垣などを建てて完成させた徳川の京都の居城です。慶長19年(1614)の大阪冬の陣、翌年の大阪夏の陣の本営であり、幕末、最後の将軍慶喜が大政奉還を行った場所として歴史の舞台に登場しました。 天守閣は江戸中期に、本丸御殿は天明の大火でそれぞれ残念ながら焼失してしまいましたが、伏見城遺構の唐門や国宝二の丸御殿などから当時の徳川家の隆盛が伺えます。現在の本丸御殿は桂宮本邸から明治になって移築復元されました。 |
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天守閣跡にたつと、京の三方の山々が一望できます。 大広間の狩野一門による「松の鷹図」と「うぐいす張り」の廊下は必見! |