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葵三代 方広寺


 

 
方広寺は、豊臣秀吉が奈良の大仏を上回る高さ19mの盧舎那仏(るしゃなぶつ)を安置して創建した天台宗のお寺です。当時は三十三間堂を含む壮大な寺域を持っていましたが、10年目に火災により焼失してしまいます。

その後、息子の秀頼が再建しましたが、方広寺大仏とともに鋳造された梵鐘の銘文、「国家安康・君臣豊楽」の部分が「家康を殺し、豊臣の繁栄を願うものだ」といちゃもんを付けられ、豊臣氏滅亡につながる大阪冬の陣のきっかけとなってしまいました。

現在は大仏はなく鐘だけが残り、国の重要文化財に指定されています。上の方に小さく白く囲んだ部分が「国家安康」の部分です。
-- DATA --
住所:七条大和大路上る
TEL:075-561-1720
境内立ち入り自由
駐車場:3台

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