他でも弓の神事は行われますが、この神事ほどスケールの大きいものはあまりないようです。
約13メートルの注連縄は大蛇に見立てたもの。
その中央に直径1メートルほどの大的があります。
まず神官が天地四方に矢を放ち斎場を清めたあと、
13メートルはなれた大的を射て、一年の豊凶を占います。
近年では景気も占うとか。
参詣者には魔よけの矢を授与。
雨天決行です。
■場 所: | 伏見稲荷大社 |
■期 間: | 1/12(※毎年同じ日程です) |
■時 間: | 14時~ |
■アクセス: | JR奈良線「稲荷」駅、京阪電車「伏見稲荷」駅 |
■お問合せ: | 075-641-7331 |
■詳細ページ: | 伏見稲荷大社公式ホームページ 伏見稲荷大社周辺情報 |
恒例の定期能です。
演目:能「翁」「白鬚」「梅 彩色之伝」「金札」、狂言「末広かり」
■場 所: | 京都観世会館 |
■期 間: | 2025年1/12(日) |
■時 間: | 11時~ |
■料 金: | 6,500円~、 学生券: 3,000円 |
■アクセス: | 市バス5・100「京都会館美術館前」 または地下鉄東西線「東山」駅から徒歩約5分 |
■お問合せ: | 075-771-6114 |
■詳細ページ: | 京都観世会館公式ホームページ 京都観世会館周辺情報 |
寒気を斬る矢が邪気を払い、この一年の無事を約束します。
平安遷都以前と言われている創建当時からの行事で、他所では見られない作法で執り行われるのだそうです。
白川御幣を先頭に、的、薦、弓矢を持った行列が太鼓を打ち鳴らしながら階段を上り、山上本殿へと向かいます。
本殿および八幡社において神事を行ったあとの御弓式で、今年の恵方の空をめがけて1本、反対方向へ2本矢を放ちます。
「狂津日神祓却」と記された大的を悪神に見立て、3本矢を射て悪疫退散を願います。
■場 所: | 北白川天神宮 |
■期 間: | 2025年1月12日(日) |
■時 間: | 11時~ |
■アクセス: | 市バス3「北白川仕伏町」より徒歩約5分 |
■お問合せ: | 075-781-8488 |
■詳細ページ: | 北白川天神宮公式ホームページ |
柳の御加持は、後白河天皇の病が浄水で治癒したことに由来します。
天台宗密教の修法で加持祈祷した浄水(清水に柳の枝を浸す)を当日妙法院門跡が柳の枝で
参詣者に灌頂(かんじょう・頭頂に水を注ぐこと)して功徳を分け与え、無病息災を祈ります。
この日堂内は無料で開放されます。
また弓引き初めは、かつて三十三間堂の端から端まで
66間の距離を1昼夜で何本通せるかを競ったもの。
慶長年間に始まったと伝えられ、「三十三間堂の通し矢」とも呼ばれています。
全国の弓道者が集まって60メートルの距離から直径1メートルの矢を競射します。
ピーンと張りつめた緊張感が新春ならでは。
★楊弓★小弓の一種で、もともと主に楊で作られていました。
室町時代には公家や武家の遊びとして、江戸時代には庶民のスポーツとしても親しまれ、
祇園社や六角堂などの寺社付近に射場が設けられ、参詣者を集めたといいます。
■場 所: | 三十三間堂 |
■期 間: | 2025年1月12日(日) |
■時 間: | 弓引き初め・柳のお加持 9~15時半 |
■料 金: | 当日入山無料 |
■アクセス: | 京都駅より徒歩約15分または 市バス206・208「博物館三十三間堂前」下車すぐ または京阪「七条」駅より徒歩約7分 |
■お問合せ: | 075-561-0467 |
■詳細ページ: | 三十三間堂公式ホームページ スタッフレポート |
方丈の石庭「虎の子渡しの庭」が有名な龍安寺。
大小の岩石を5・2・3・2・3と配し、親虎が子虎をかばいながら川を渡る様子を表現されたものと言われています。
小雪が舞う冬はわびさびの極地。無心で庭と向き合うには最適の季節です。
■場 所: | 龍安寺 |
■アクセス: | 市バス59・JRバス「竜安寺前」または (Recommend→)京福「龍安寺」駅より徒歩約7分 |
■お問合せ: | 075-463-1036 |
■詳細ページ: | 龍安寺公式ホームページ 龍安寺周辺情報 |