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[祇園祭] 花傘巡行&還幸祭レポート



巡行ルート・各みどころ ついでに環幸祭見物 巡行列

壮麗を極めた山鉾巡行からちょうど1週間後、花傘巡行が行われます。
かつては前祭・後祭に分かれていた山鉾巡行が戦後に一本化された後、
還幸祭にあたる24日の後祭に代わる行事として始まったのが花傘巡行です。
 

巡行ルート・各みどころ

祇園石段下(八坂神社。10時頃)→四条河原町→御池通→寺町通→四条通→東大路通→
神幸通→八坂神社(12時頃)
 

★祇園石段下〜四条河原町


最も賑わうところ。 四条通りの両脇は見物客でいっぱいです。

みどころ
見物の群衆に混じって、舞妓さんの姿をちらほら見かけます。
お座敷スタイルではない、浴衣や夏着物を着た舞妓さんの後ろ姿は、
暑さを一瞬忘れさせてくれるような清らかさです。
 



★御池通〜寺町商店街


見物客よりも、参加者の身内が応援で追っかけをしている風情です。

みどころ
大抵の見物客は、四条河原町まで巡行列を見送ると散り散りに去っていきますが、
寺町商店街では手の届く近さで巡行を観る事ができました。
商店街の中なので、雨や日差しの心配がありません。



 

★四条通


みどころ
17日の神幸祭で運ばれて来た祭神は、四条通沿いの御旅所に鎮座しておられます。
そのためか、花傘巡行に参加している各グループは、この前で一旦足を止め、銘々にお辞儀をして行く姿が見られます。


 

★八坂神社 12時頃


巡行列が、正門より帰っていきます。
付近で見かけた「献氷」。立派な氷柱です。
とってもクリアで、見た目にも涼しいですね。

みどころ
着いた順に、舞殿にてそれぞれ獅子舞や六斎念仏、
芸妓さん達の舞や鷺踊り等の伝統芸能が奉納されます。
まるで祭神の帰社をお祝いしているかのようです。
強い日差しの中で見とれ過ぎて、熱射病にならないようにご注意を!




 


先輩が出演されているのでしょうか、
素のままの舞妓さん達の姿を
たくさん見る事ができます。

境内に収納庫を発見。子供神輿や、
祭で使われる道具類が
ここに納められているようです。

こんな可愛らしい見物客もいました。  



ついでに環幸祭見物

花笠巡行が終わった頃の夕方、再び錦市場の近くに戻ってみると、
西御座の担ぎ手さん達を発見!

どこからともなく現れて来て、御旅所へ集合。
ちょうど、祇園さんの神様が神輿に乗って八坂神社へと
出発する頃合いだったんですね。

3基の神輿が1基ずつ、順番に回し・差し上げられ、それぞれのルートを進んで行きます。

 

先程見かけた担ぎ手さん達は、西御座を担いで
錦市場の中を進んで行きました。

その後の神輿の行方はこちら↓
「e-kyotoス タッフ祇園祭レポート・神輿編(神幸祭)」

巡行列

八坂神社H.Pはこちら

<列構成>


先祓

子供みこし


神饌行列

神饌花車

祇園太鼓

八坂神社青年会旗−花傘−金獅子− 銀獅子

幌武者
「このバルーンは何っ!?」と思われた人もいるでしょう。
これは「幌(ほろ)」といい、戦で本陣から前線へ指令を伝える
連絡役の武者が、その途中に背中から矢を受けて倒されることの
無いように防御するためのものだそうです。
この大事な任務を任されるのは有能な武者であり、名誉な事だったようです。

児武者

高士

馬長旗−八坂神社清々講社馬長−八坂神社婦人会馬長−祇園万灯会馬長− 八坂神社清々講社旗

八坂神社婦人会

久世六斎保存会


京都織物卸商業組合花傘

花傘娘
「京都きものの女王ビューティーページェント」(2009年度は中止)にて
「京都プリンセス」に選出された人は、花傘娘(八坂神社宮司命名)の
称号が与えられ、花傘娘として参列します。 皆さんきれいな人ばかり!


織商鉾
「京都きものの女王ビューティーページェント」(2009年度は中止)にて
「京都きものの女王」に選ばれた女性達が、
上古・奈良・平安時代の装束姿で乗っています。

先斗町お茶屋組合花傘


歌舞伎踊
 

小町踊

祇園万灯会旗

花傘

さぎ踊
鷺舞の踊り手が歩く姿はちょっとシュールです。


万灯踊旗

万灯踊

祇園囃子

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