健康・長寿願い蓮酒に酔う
料金:500円(入山料500円別途必要) 見頃:6月下旬〜8月上旬 |
1992年から本堂前で蓮を栽培している三室戸寺は、5000坪の広大な庭園に、ツツジ・アジサイ・ハス・紅葉など四季折々の花が堪能できる花の寺です。 7月は名物のハス「大洒錦(たいせいきん)」他、約150種250鉢の蓮を見ることができます。 別名「蓮の寺」とも言われるほど。 毎年この時期の風物詩となっているのが蓮酒です。蓮の葉に酒を注ぎ茎を通して頂きます。 「ハス酒を楽しむ会」は、健康・長寿を願う慣例行事で、用意された蓮の葉と日本酒が昼までになくなってしまうという人気のイベントです。 ♪スキマ情報♪ハート形アジサイに、「双頭蓮」。今年も見れるかな!? 通常は球状にまとまるアジサイですが、雨や花の重みで形が変わり、ハート形に見えるものがあるそうです。 2010年前に庭園内で茶屋を営む人が発見して以来、その話題が参拝客に広まりました。 また、一つの茎に花が二つつく「双頭蓮(そうとうれん)」は蓮の突然変異の一種で、吉兆とされています。 双頭蓮は、旧巨椋池のハスを収集した久御山町のハス博士・故内田又夫さんから譲り受けた約50鉢の一つから発見されたもの。 さて、今年も発見されるでしょうか?皆さんの目で確かめて下さいね! |
青、黄、赤、白色の大きな蓮の花が咲いているという極楽浄土を再現するために、インド・中国・ベトナム・アメリカなど世界中から集められました。 名勝回遊式庭園をゆっくり歩きながら、次々と咲く80品種90鉢の蓮たちを間近で見比べてみたいものです。中には人の身長を越えるものも。水面いっぱいに咲く蓮 は目に優しく、青女(あおめ)滝の水音が耳に心地よく響きます。
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毎月第2日曜日に天龍寺で座禅会(※7月は最終の土日の暁天講座に。2・8月は休み)が行われています。 参道途中の放生池(ほうじょういけ)に、見事な蓮が咲き競います。無料で自由に見ることができるため朝早くから観光客が訪れます。 天龍寺周辺の観光スポットは→「観光コース・嵐山」
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●長岡京市・八条ケ池、長岡天満宮境内「山の池」 長岡天満宮前にある八条ケ池はサクラやキリシマツツジでも有名ですが、1996年に友好都市の中国・寧波市から贈られた「杭州西湖紅蓮」など約300株があり、池の上の回廊を巡りながらピンクや白の蓮の花も楽しむ事ができます。
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●大覚寺境内の大沢池 大沢池の蓮は水草の除去を目的に放流した外来魚のソウギョによって、1990年に全滅寸前となってしまいましたが、2001年にソウギョを捕獲し始めたところ再び咲き始め、今では3000株近くまで増えました。
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●宇治・萬福寺 境内に約100種類150鉢の蓮が並べられています。 2006年、2009年には、一つの茎に2輪の 花がつく珍しい蓮で、縁起の良い「瑞兆」の花とされる「双頭蓮」が開花しました。先端がほんのり淡いピンク色の白い花です。 双頭蓮は、中国では皇帝にも献上され、日本でも万葉集や続日本紀に登場する大変珍しいもの。3日程で散ってしまうそうです。 開花当時は売店前に移して柵で囲われていましたが、今度はいつ開花した姿を見られるでしょうか!?
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●平等院の「平等院蓮」 1999年の鳳凰堂前の阿字(あじ)池の発掘調査で200年前の蓮の種が一粒見つかり、宇治市植物公園の協力で栽培2001年に開花して以来、毎年花を咲かせています。 白色の花びらの先端がピンク色になっているのが特徴で、開花すると純白の大輪に変わるという珍しい古代蓮です。 鳳凰堂内にある平安時代の壁画にも、平等院蓮に似た蓮の花弁が描かれているそうです。 池の周辺には、平等院蓮など14品種55鉢が並べられます。 ♪ スキマ情報 ♪「平等院蓮」の命は三日間!?いつ咲くの? 「平等院蓮」は例年6月末頃に開花し、開花から散るまでは3日間程だそうです。7月末頃まで順次花を咲かせます。 公式フェイスブックやインスタグラムも開設されているので、開花情報も発信されるかもしれませんね。 2024年6月26日現在、先週頃から「平等院蓮」が咲き始めているそうです。お見逃しなく!
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●勧修寺の睡蓮 平安様式の氷室池一面にピンクや白色の睡蓮が浮きます。 睡蓮は、花が開く朝から正午頃までが最も美しいとされ、晴天よりも小雨ぐらいのしっとりとした曇天が似合うそうです。 見頃は5月中旬~8月中旬。
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●平安神宮の睡蓮 7代目小川治兵衛作庭の中神苑にある蒼龍池に睡蓮が浮き、飛び石を渡るのが楽しくなります。 見頃は5月上旬~9月初旬。
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●龍安寺の睡蓮 梅雨期から盛夏にかけて、山門左手にある鏡容池に白や赤、黄色等の睡蓮が咲きます。 見頃は5月下旬~9月中旬。
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●ガーデンミュージアム比叡の睡蓮 モネの「睡蓮」の絵と、それを再現した日本風の庭園「睡蓮の庭」を併せて楽しめます。 当園の睡蓮は温帯性で、花は日中に咲きます。 見頃は、5月下旬~9月中旬。
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●立本寺の蓮 本堂前にある「龍華苑(りゅうげのその)」に白やピンク色の蓮が咲きます。 見頃は、6月下旬~8月中旬。
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●東福寺塔頭・勝林寺の蓮 勝林寺は東福寺の塔頭で、2000年頃から、約20鉢の蓮を栽培しています。 その中で2017年、1本の茎に二つのつぼみが付いた「双頭蓮」が見つかり、初めて開花しました。 双頭蓮は古くから良いことが起きる前触れとされています。
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●大原野神社・鯉沢の池の蓮 参道の東側にある「鯉沢の池」は、睡蓮に覆われた池に太鼓橋が架かり、まるで印象派の画家・モネの「睡蓮」の絵にそっくりだとSNSなどで話題に。京都の「モネの睡蓮の池」とも呼ばれているとか。 例年の見頃は5月中旬から8月下旬まで、午前中の鑑賞がおすすめです。
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