舎利殿の天井に描かれた狩野山雪筆の「雲龍図」は、通称「鳴き龍」として知られ、辰年や特別な機会にのみ公開されてきました。 また宝物館「心照殿」では、土佐光文筆『源氏物語図屏風』などの寺宝が特別展示されます。
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舎利殿の天井に描かれた狩野山雪筆の「雲龍図」は、通称「鳴き龍」として知られ、辰年や特別な機会にのみ公開されてきました。 また宝物館「心照殿」では、土佐光文筆『源氏物語図屏風』などの寺宝が特別展示されます。
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皇室の菩提寺・泉涌寺山内の塔頭で、境内には樹齢100年を超える夫婦桜の巨木根本からモミジの木が生えています。 公開される本尊は、鎌倉時代の名仏師・運慶・湛慶親子の合作「丈六釈迦如来像(重文)」は一丈六尺を越える(約5.4m)総高約10mの大像で、「身代わり丈六さん」の名で庶民から篤い信仰を受けており、常時拝観できます。期間中は釈迦の誕生日「花祭り」を記念して内陣に入る事ができ、釈迦の珍しい立体的な光背や、中国・宋の影響を色濃く残す袈裟や衣も観られるほか、内陣の奥には足の裏を見る事ができる不動や百万遍の念珠、重文の曇照上人像も間近でお参りできます。
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皇室の菩提寺・泉涌寺山内の塔頭です。東山の奥座敷での桜花三昧。
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高さ2.7mの阿弥陀如来坐像を祀る「阿弥陀堂」、庭園「友禅苑」や、日本最大級の木造二重門である「三門」が照らされます。 知恩院三門の南に広がる庭園の「友禅苑」という名前は、友禅染の祖・宮崎友禅が三門のほとりに住んでいたことに由来し、園内には友禅の銅像も建っています。 また第15代裏千家命名の茶室「華麗庵」の正面には宗匠筆の命名額が掲げられています。
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壮大な舞台から見るライトアップされた景色は幽玄さをかもしだしています。清水の舞台から見下ろす辺り一面が約1000本の桜のじゅうたん。見事な堂塔伽藍が闇に浮かび、忘れられない風景になることでしょう。
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秀吉とねねの面影を残す2つの寺院は、庭園や化粧殿、長谷川等伯の襖絵、蒔絵など、見どころが豊富です。夜になれば、闇に浮かぶ光に導かれ、歩を進めた先には近づく春の訪れ。 「掌美術館」では特別公開が行われます。 |
青蓮院の本尊 は「光」。将軍塚の大護摩堂「青龍殿」は2015年に建立されたばかりで、青蓮院の飛び地境内にあります。恒例の青蓮院門跡ライトアップでは、相阿弥作の池泉回遊式庭園を光でアレンジ。「霧島の庭」は小堀遠州の作です。巧妙に配置された光がゆっくりついたり消えたりしながら、その庭の表情を変えます。また、昼間は江戸時代に 後櫻町上皇の御学問所として使われた「好文亭」の特別拝観が行われ、期間中の茶会では正式なお点前を楽しめます。 |
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緑に囲まれた数寄屋建築の茶室で抹茶をご賞味下さい。上村淳之画襖絵もお見逃しなく。 また、夜間特別拝観と将軍塚青龍殿ライトアップも行われます。
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本堂・国宝東求堂・弄清亭の特別公開です。それぞれ本堂には、与謝蕪村と池大雅の襖絵が、東求堂には足利義政の法体と書院「同仁斎」、 弄清亭には香道の香座敷と奥田元宗、与謝蕪村、池大雅の襖絵が公開されます。
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江戸時代に、後水尾天皇の皇女を開基として創建され、歴代皇女が住職を務めた尼門跡寺院。 「谷の御所」とも呼ばれ、後西天皇の院御所から移築した書院は、「四季花鳥図」など狩野派の作と伝わる障壁画があり、愛らしい御所人形や絵カルタなど尼宮たちの雅な暮らしぶりが偲ばれる寺宝が伝えられています。 後水尾天皇が愛でたという市の天然記念物に指定されている樹齢400年の日光(じっこう)椿のほか、散椿、白牡丹椿、舞鶴椿など30数種類の椿の見頃にあわせて、特別公開されます。 椿の名木を愛でながら庭園を散策すると、枝から落ちる椿の音が聞こえるほどの静けさです。
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法然の念仏道場であった安楽寺は、鳥羽上皇の女御、松虫と鈴虫の悲話でも有名です。桜やつつじ、さつきの開花 に合わせて公開されます。本堂では30分おきに、寺の由来を説明してくれます (約10分間)。
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京都の桜!と いえば円山公園のしだれ桜を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか? 4月に入るとしだれ桜の周りにかがり火が焚かれ、幽玄な雰囲気が醸し出されます。又、夜桜見物の名所としても有名で、しだれ桜の 周りで場所取りをした経験のある方もおられるのではないでしょうか? 桜を囲んだ花見の宴で新入社員や新入生との親睦もますます深まることでしょう。 ※あらかじめブルーシート等を広げての場所取りはご遠慮ください。
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約1週間ライトアップされます。お茶屋の千本格子に石畳、白川の水面…京風情の真只中。爛漫の桜花が、明かりを受けて艶めき、絶品の"京都らしさ"が漂います。
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江戸時代の豪商・柏原家の旧邸。幾多の火難を逃れて数百年来の商家の体裁を保ち、婚礼衣装、調度品など約8000点、経営記録、古文書、古書籍1万冊などを残しています。 昭和49(1974)年の開館以来、春秋の公開時のみ開館しています。 →スタッフレポート
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建礼門院像や安徳天皇御衣の幡等を公開。 安徳天皇御衣の幡(ばん)とは、平清盛の娘、建礼門院が当寺で出家し安徳帝の御衣を施入して帝の菩提を弔い、その御衣によって作られた二流(枚)の幡(旗のような物)が今も残っています。
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鎌倉時代に奈良の東大寺と興福寺を合わせた大寺にしたいという願いから名づけられた名刹です。 禅宗寺院最古最大の三門(国宝・室町時代再建)、わが国最古の方丈建築・龍吟庵方丈と庭園(重森三玲作庭)で知られています。
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毎年春と秋の二回だけの一般公開です。期間中は事前申し込み不要のため全国から多くの人が集まります。 ※期間や時間、拝観料は場所により異なります。
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信州善光寺の京都別院として建立された尼寺で、東山に佇む花の寺。善光寺同様に真闇の中を巡る戒壇めぐりができます。一初(いちはつ)とはアヤメ科の花で、アヤメ類の中で一番早く咲き出すことから名付けられたといわれています。 4月29日には華曼陀羅法要も行われます。
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