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源氏物語 第四十六帖「椎本」しいがもと



源氏物語特集 源氏物語とは何ぞや? 源氏物語を読んでみよう 京都・源氏物語を歩く




匂宮は宇治の姫君達に関心があったため、初瀬詣での帰りに薫を呼んで宇治の別荘に泊まりました。それから二人は八の宮の山荘を訪れ、趣深い接待を受けま す。美しい宇治の風景や姫君達をすっかり気に入った匂宮は、中君と文を交わすようになります。それから八の宮が重い厄年にあたり、薫に姫君達の後見人に なってほしいと言い残し、その生涯を山寺で閉じることになります。薫は、姫君達の暮らし向きを心配しますが、そのなかで大君への思いは募っていきます。



彼方神社
宇治橋東詰から府道沿いを進み、東屋の古跡を通り過ぎた少し先にあります。「彼方」の名前の由来は、川の流れ落ちる「落方(おちかた)」であるという説が あり、椎本の巻では「おち」を取り入れた歌が二首詠まれているので、彼方神社が椎本の古跡になった由縁とも考えられています。


一言コラム

meiji「小京都」と呼ばれる町は日本各地に見られますが、それとは別に、かつて京都にあった建造物がたくさん移築されているのが愛知県犬...[続きを読む]
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