浴衣ってどんな時に着ますか?夏デートですよね!? もちろん、今でも湯上がりに浴衣や甚平を着て縁側でくつろぐ人もいるかもしれませんが、今の女のコにとって浴衣とは、「あの人に見てもらいたい!」「友達とおしゃれを競いたい♪」という「誰かに見てもらうからこそ着る」ツールと言っても良いでしょう。 ゆかた(浴衣)は、平安時代の頃、高貴な人々が入浴の際(当時は蒸し風呂)に着た「湯帷子(ゆかたびら)」という麻の単(ひとえ)からきているそうです。 庶民にも浸透する間に、素材も麻から綿へ。やがて現在の様に風呂が湯船に浸かる習慣になると、湯上がりに着る木綿の衣類を「ゆかた」と呼ぶようになりまし た。 やがて夏のくつろぎ着や普段着として定着し、今となっては夏イベントのおしゃれ着の様に楽しむ存在となっています。 また、ゆかたは着装方法の名称でもあり、主に紬や綿の普段着を、襦袢(半衿)を使わず直接身につける着方を浴衣と言うそうです。 どこかのお家等に浴衣でお邪魔する場合は、素足で上がるよりも足袋を念のために持参しておいた方が無難です。 ( 「足袋なんて大袈裟…?」と思う人は、レース足袋なんかカワイイので取り入れやすいかも♪) 京都では、京都文化の一つである着物を推進するため、和装で出かけると百貨店や飲食店、和雑貨のお店等の様々な施設で入場が無料・割引になった り、独特のキャンペーンやサービスを受けられる事があります。 〈期間限定サービス〉 ・嵐山の鵜飼 浴衣着用の方に限り、オリジナルあぶらとり紙を進呈します(※過去の例)。 Tel:075-861-0302(嵐山通船) ・伝統産業の日(3月上旬〜中旬頃) 2月初旬頃から京都市観光案内所、市役所・区役所等で配布されるガイドブック(インターネット上で閲覧できる電子ブック版もあり)には市バス、地下鉄、人力車等の無料乗車券のほか、観光スポット、美術館、 イベント等の優待情報が付いているので、和装姿で持参すると(整理券が必要なものも)、サービスが受けられます。 Tel: 075-222-3337(京都市産業観光局商工部伝統産業課) ・ゆかたPASS京都 浴衣姿で提示すれば特典が受けられるお店の紹介や、英語・中国語にも対応した浴衣の着付けのマニュアルが掲載されたお得なパスポートです。 京都市内の有名店やホテルが数多く協賛・参加しています。 パスポートの受け取りは、室町通錦小路角にある店舗か、加盟店・ホテル等で。 Tel:075-241-1557(株式会社優彩)
・京都きものパスポート
パスポートは公式ホームページをプリントアウト、携帯電話(スマートフォン)の画面、京都府内外の配布場所、郵送等で入手できます。 和装姿でこのパスポートを持参すると、観光スポット、公共施設、宿泊施設、店舗等の無料、優待利用のほか、着崩れ直しサービス等も受けられます。 Tel:075-255-9761(京都新聞COM内京都きものパスポート事務局) ※主催者・店舗の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認下さい。 |