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京都人の年末年始 年が明けると








家族で新年のあいさつをすませた後は、前日から用意しておいたお雑煮やおせちを
「お祝いやす」と合掌してみんなでいただきます。
 
これを食べて新しい年への活力を養うのです。そんな我が家のお雑煮、おせちをご紹介しましょう。

だしはおこぶだけ

白味噌に丸もちのお雑煮 昔ながらの京のお雑煮には、人の頭になるようにと頭いもを切らずに一つずつ、
子孫繁栄を願い小芋を、地に根が張るようにと大根の輪切りや丸もち等全て丸い具を入れることで
「今年一年人と争う事無く、何事も丸うおさめて暮らせますように」と願うそうですが、
我が家のお雑煮は丸もちの上にふんわりとかつお節をかけるだけのシンプルなもの。
味噌ともちを十分に味わいたい私にとって、この甘くて少ししょっぱいお雑煮がたまらなく好きです。
お供えするものでもあるので、昆布のみでだしを取り、食べる直前にかつお節をかけます。

箸紙には家族の名前を書く

 元旦の朝、おせち料理を並べ始めると同時に、我が家の家長である父親が、一人一人の箸紙に、
家族の名前をそれぞれ筆で書いていきます。だいたいお正月の三日間くらいはそのお箸で食事をします。

お屠蘇でおめでとう

 めでたく金粉を含ませたお屠蘇を杯に取り、おめでとうと言葉を交わして飲みます。

おうちのお節と料理屋のお節「お煮しめ」

 手作りのおせち料理だけでは、少し物足りないので、予約していた料理屋のおせち料理と一緒に食べ比べます。
お店は年によって様々。素朴なおばんざいのおせちと、彩り鮮やかで凝った作りのおせちを楽しみます。

だし巻きと求肥巻き、日の出かまぼこ

 料理屋のおせちにはいつもこの3つが入っています。だし巻きは、おだしを加えた卵に薄く味付けして巻いたもの。
きれいに巻くには、ちょっと練習が必要です。求肥巻きとは、薄くへいだ、ぐじやひらめなどの魚に酢と砂糖で味付けし、
針しょうがをくるませて、まわりに求肥こぶを巻いたもの。日の出かまぼこは別名「あけぼの」と呼ぶそうです。
うちは「いづ萬」さんのもの。お皿の上に、可愛らしい初日の出が並びます。
そういえば、京都の錦市場でよく見かけたような、まさしく「京の味」。

[いづ萬]
京都市東山区新橋通東大路西入林下町432
075-561-0983
求肥巻のイメージ
求肥巻のイメージ

炊き具合が楽しみな黒豆

 母と伯母がそれぞれの家で黒豆を炊きます。綺麗に炊くために必要な錆び釘は、うちによく来られる工務店の人から頂きます。
黒豆は、失敗してしまうとしわが寄ってしまいますが、上手くいけばつるりと表面なめらかで美しく炊き上がります。
それぞれの家の味を食べ比べるのも楽しみで、毎日のように食べます。

食後は大福茶でほっこり

おせち料理でお腹がふくれてきたら、ちょっと箸を休めて大福茶を飲んでくつろぎます。
湯のみに注がれたお茶(うちは煎茶で)の中に沈む結びこぶと梅の実を見ると、なんだかとっても体に良さそう。
うちでは小梅は使わず、紀州の柔らかくて甘い梅を入れるので、時折お箸で梅をつつきながら頂きます。
あとは年賀状をチェックしたりと、家でのんびりすごします。

玄関には根引きの松

 立派な門松はではなく、根引きの松を扉の両側に貼り付けるという簡単なもの。
あらかじめ近所の花屋さん、「アトリエ笑」で購入してあります。
ここの花屋さんはコーディネイトする花の色遣いが素敵です。 
この日は町中の車や電車がお顔に注連飾りを付けて走っているのがユニークですね。一体誰が始めたんでしょう?

[アトリエ笑]
京都市北区上賀茂高縄手町75
075-721-2826

元旦のおばんざい

 実は、お正月料理はおせちだけではないようです。
夕方、馴染みの魚屋さんがぶりと蛤を持って来てくれました。
そこで1日の晩御飯は焼いた塩ぶりと蛤のおすまし(すまし汁)でした。 おばんざいの本を読むまで気付かなかったのですが、
元旦のお昼(今は夕方が多い)にはこれと小豆ご飯を食べる習わしがあるそうです。
知らず知らずのうちに、昔ながらのレシピが伝わっていたのですね。

近所の神社に初詣

テレビでは大きな神社で芋洗い状態の初詣客がよく放映されていますが、地元の神社に出向く人も多いのではないでしょうか。
我が家の場合、元旦以外の日に行くことが多いのですが、下鴨神社北野天満宮にお参りします。
下鴨神社内には、各干支ごとの小さな社があり、家族銘々で祈ります。おみくじも初詣の楽しみの一つ。
☆e京都特集「京の初詣」


縁結びの相生社にもお参り。 『京の七不思議』の一つ、「連理の賢木(れんりのさかき)」というなご神木は、
縁結びの霊験によって二本の木が途中から一本に結ばれています。
☆e京都特集「えんむすび」   ☆「一言コラム( 下鴨神社「葵のお守り」)」
☆「一言コラム(お寺のお正月)」

一言コラム

kakimoto 秋はチョコレート、冬に入るとココアが飲みたくなる季節です。 とある秋の日。京都の古い神社をお参りした後、「アッサ...[続きを読む]

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