打ち上げ花火の音も遙か彼方に遠のき、暑さもやわらいできました。
秋はこの身を少しクールダウンさせて、ゆっくり歩きたいところ。
重陽の節句前夜に菊花に真綿をかぶせ、翌朝に香りと露を含んだ綿で体をぬぐって延命長寿を願う行事「菊の被(き)せ綿」は、市比売神社にも古くから伝わる恒例行事です。 地元の子供達が神職からお祓いを受けた後、3色の菊の花にの綿をかぶせて、「おじいちゃん、おばあちゃん、元気でいてください」と元気な声を響かせます。
翌9日は午前11時から重陽祭が営まれ、南天箸とうどんの無料提供や、「菊之御中(きくのおなか)」お守りの授与があります(過去の例)。
見頃: |
「菊の被せ綿」:9/8、「重陽祭」:9/9 |
拝観料: |
境内自由 |
問い合わせ先: |
075-361-2775 |
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住職が自生のものを丹精込めて増やした「貴船菊」の寺です。
見頃: |
10月中旬〜下旬 |
問い合わせ先: |
075-406-2701 |
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9月9日の菊花神事では神前に紅紫と白の貴船菊を備えて営まれます。
先着30名まで殿内参列できます(要整理券)。
見頃: |
10月中旬〜下旬 |
問い合わせ先: |
075-741-2016 |
貴船神社周辺情報 |
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春は桜、初夏はツツジとサツキ、秋は約1500本の秋明菊が見られる花の名所です。
見頃: |
10月上旬〜下旬 |
催し: |
秋の特別寺宝展など |
拝観料: |
500円 |
問い合わせ先: |
075-331-0020 |
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回遊式の庭は白砂とさつきの刈り込みが美しく、四季それぞれに美しい花姿が見られます。
見頃: |
9月中旬〜10月中旬 |
拝観料: |
500円 |
問い合わせ先: |
075-781-2954 |
詩仙堂周辺情報 |
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古びた石段に咲く真紅の秋明菊はまるで訪れる人々を歓迎しているようです。
見頃: |
9月中旬〜11月中旬 |
拝観料: |
200円 |
問い合わせ先: |
075-331-0023 |
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白と赤色の八重秋明菊に、ピンク・白色一重の秋明菊が咲き乱れます。
見頃: |
10月〜11月ころ |
催し: |
宝物殿公開(毎月17日) 秘仏本尊結縁ご開帳 |
拝観料: |
500円 |
問い合わせ先: |
0774-21-2067 |
三室戸寺周辺情報 |
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嵯峨菊は大沢池の菊ケ島に自生していた野菊を王朝の気品ある姿に仕立て上げた、格調高い菊。古茶筅をたてたような珍しい形です。
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総御堂前の白洲で開催されたくさんの種類の菊を観賞できます。
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皇室縁の御寺では、美人祈願のお札にも菊のご紋章が入っています。
見頃: |
10月後半 |
催し: |
献菊展(10 月下旬〜11月中旬) |
拝観料: |
500円 |
問い合わせ先: |
075-551-2788 |
泉涌寺周辺情報 |
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氏子の有志による菊花展が行われます。
見頃: |
10月中旬〜11月中旬 |
催し: |
献菊展(10月中旬〜11/20頃 ※過去の例) |
問い合わせ先: |
075-611-0575 |
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盆栽仕立、縣崖仕立、洋菊、古典菊と品種も多く、豪華さは植物園ならでは。
見頃: |
10月中旬〜11月中旬 |
催し: |
菊花展 |
料金: |
※入園料 200円 |
問い合わせ先: |
075-701-0141 |
京都府立植物園周辺情報 |
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♪ その他の秋の花 ♪
平野神社境内の桜園には、約1200本のムラサキシキブが植えられており、細い枝に小さな紫色の実が鈴なりに付いています。
見頃: |
9月下旬~10月末 |
拝観料: |
境内自由 |
問い合わせ先: |
075-461-4450 |
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キク科多年草のフジバカマは秋の七草の一つで、「源氏物語」の第三十帖「藤袴」等にも登場するほど日本では古来から親しまれてきました。野生種では府の絶滅寸前種に指定されている希少な花です。
咲き始めは白色が強く、見頃を迎えるにかけて淡く紫がかってくるといいます。
「藤袴と和の花展」は毎年開催され、梅小路公園内の「朱雀の庭」には、約500鉢のフジバカマの花が咲き誇り、園内の遊歩道には、オミナエシやハギ、ノギク等160種の和の花も展示しています。
見頃: |
9月末~10月上旬 |
お問い合わせ: |
075-352-2500 |
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※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。