さて、いよいよ次は、
世界遺産・鳥獣戯画の
高山寺です!
背の高い木々に囲まれた参道。晩秋の散り紅葉が美しい場所です。
国宝・鳥獣人物戯画で名高い石水院。
明恵上人の住居跡と伝えられていますが、さぞかし静かだったでしょうね。
♪スキマ情報♪
俳優の中山美穂さんがこちらでお茶のペットボトルのCM撮影をされた事がありますが、
神護寺では水戸黄門、高雄から愛宕神社へと向かう途中の首無し地蔵でも、よく時代劇の撮影が行われているようです。
あれ?こんな人里離れたところに小川治兵衞さんのお庭があるとは驚きです。
昭和6年に作られたというこの遺香庵庭園は、植治としては珍しく茶庭の形式を取っているそうです。
非公開なのが残念。
♪スキマ情報♪
世界遺産の新緑を愛でる特別拝観
高山寺の茶畑。ここには、栄西禅師が中国から持ち帰った茶種を明恵上人が植えたという
日本最古の茶園の伝承があります。明恵上人のお墓とされるものもあります。
金堂も、紅葉シーズンなら訪れる人もいるでしょうが、今の時期は人一人居ません。
殆ど山と一体化していると言ってもよいくらいに広い境内。
聞こえるのは、歩きづめで少し上がった自分の息と、土を踏む足音だけです。
画像では十分に伝えられないのが残念ですが、ここには山寺でしか味わえない、
荘厳な空気と霊気に満ちていました。
散策中、降ったりやんだりを繰り返していた小雨でしたが、水を得て再び息を吹き返したように瑞々しく広がる苔と、
匂い立つ土の香りは、自然というものが、私達を含む全ての生き物を包み込んで、
新たなエネルギーを注ぎ込んでくれる神秘的な存在であることを教えてくれているような気がしました。
新緑の高雄。
京都の中心街からバス1本、1時間足らずで、静かな山里の風情と自然が味わえる避暑地です。
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