建仁寺 |
五山第3位の格式を持ち、方丈や勅使門などのほか多数の重要文化財を伝えています。 ■拝観期間:境内は通年(12/28~12/31以外)無休で拝観可。 常時公開は方丈、庭園、茶室「東陽坊」他。特別公開・「新緑遊行と特別名宝展」4/21~5/6頃 等 |
方丈(本坊) |
銅板葺の屋根が優美な禅宗方丈建築で、白砂に縁苔と巨岩を配した枯山水庭園「大雄苑」や前庭「潮音庭」があります。 ■拝観期間:休日・休館 12/28~12/3 |
法堂 |
2002(平成14)年に創建800年を記念して畳108枚分の小泉淳作による「大双龍図」が完成しました。 ■拝観期間:平成19年度は無休(12/28~12/31以外)で拝観可。(※通常は特別拝観時のみ) |
三門 |
「望闕楼」といい、「御所を望む楼閣」という意味で名づけられました江戸時代末期の建築です。 |
勅使門 |
柱や扉に戦乱の矢の痕があることから「矢の根門」または「矢立門」と呼ばれています。 |
開山堂 |
開山栄西禅師の墓所です。 ■拝観期間:特別公開時のみ…春の特別拝観・寺宝展 4/21~5/6頃 等 |
東陽坊 |
1587(天正15)年に豊臣秀吉が催した北野大茶会で、利休の高弟・真如堂東陽坊長盛が担当した副席と伝えられています。 ■拝観期間:休日・休館 12/28~12/31 |
浴室 |
七堂伽藍の一つで、内部は待合・浴室・土間(火炊場)に分かれています。蒸し風呂で、禅寺では入浴も大切な修行の一部として、厳しい作法が細かく定められています。 ■拝観期間:特別公開時のみ…春の特別拝観・寺宝展 4/21~5/6頃 等 |
「風神雷神図屏風」(国宝) |
江戸前期の画人・俵屋宗達の代表作です。現在は京都国立博物館に寄託され、建仁寺にはデジタル技術で精巧に複製された屏風が展示されています。 |
「竹林七賢図」 |
桃山時代を代表する画人・海北友松(かいほうゆうしょう)の傑作。もともとは方丈の襖絵でしたが、昭和9(1934)年に方丈が室戸台風の災害に遭い、軸装に改められました。現在は京都国立博物館に寄託されています。 |
「喫茶養生記」 |
建仁寺開祖・栄西が記した日本最古の茶書です。 茶は五臓の和合をはかり、心身を健全に保つための妙薬と記しています。 |
四頭茶会(建仁寺茶礼) |
毎年4月20日に開かれ、栄西が中国で学んだ茶礼を今に伝えるもの。禅院の正式な作法です。 |
「喫茶養生記」 |
建仁寺開祖・栄西が記した日本最古の茶書です。 茶は五臓の和合をはかり、心身を健全に保つための妙薬と記しています。 |