大徳寺編は、前編で通年公開の塔頭を、後編で期間限定公開の塔頭をご紹介します。 「境内図はこちら」 |
臨済宗大徳寺派の総本山で境内に別院2ヶ寺、塔頭22ヶ寺を擁する大寺院です。 後醍醐天皇から「本朝無双の禅苑」として京都五山の上に置かれますが、 当時夢窓疎石に帰依した足利尊氏が政権を執ると急速に衰退し、 寺格も五山の下の十刹に置かれました。 後に自ら十刹を脱し、五山に属さない林下(在野)の禅寺として独自の地位を築きます。 室町時代には応仁の乱で荒廃しましたが、一休宗純が住持となり、 堺の豪商尾和宗臨の援助や連歌師の宗長の支援を得て復興されます。 この頃、一休宗純の真珠派、陽峰宗韶の龍泉派、東溪宗牧の南派、古嶽宗旦(こがくそうこう)の 北派の四派が生まれました。 桃山時代には豊臣秀吉が織田信長の葬儀を営み、菩提寺として総見院を建立、寺領を寄進しました、 それを契機に武将による塔頭建立が相次ぎ隆盛を極めました。 わび茶の祖とされる村田珠光が一休宗純に参禅し、千利休の帰依を受けて以来、 茶道との関わりが深く、千家の菩提寺である聚光院をはじめ殆どの塔頭に茶室があり、 俗に「大徳寺の茶面」と称されています。
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<京都駅から大徳寺へのアクセス> 新幹線出口からバスの乗り場までの行き方はこちら 方法(1):京都駅前の市バス乗り場、A3乗り場から市バス206「大徳寺前」、徒歩4分。 (所要時間 約40分) 方法(2):地下鉄烏丸線「北大路」駅で乗り換え、北大路市バスターミナル地下2階、 E乗り場から市バス1、F乗り場から101・102・205・M1・北8、 G乗り場から204・206「大徳寺前」下車、徒歩4分。(所要時間 約25分) →「京都市交通局・大徳寺前に停車する系統」 (※所要時間は、交通事情により異なります。)
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