江戸後期の社家住宅の形式を残した貴重な社家住宅が、取り壊しを前に用地があり、解体と移築の費用を全額負担できる移築先を探しています。
現在は個人の所有ですが、国の重要伝統的建造物群保存地区から外れており、維持管理が困難なため取り壊す事に。
簡素な外観で、平屋と渡り廊下で結ばれた母屋の座敷は能舞台としても使用された記録があり、延べ床面積は計233平方メートル。台所の流しや風呂は新調されていますが、土間や外庭や門、土塀など社家住宅の伝統的な佇まいを今に伝えています。
(場所)北区上賀茂
(お問い合わせ) kitayamatrad@gray.plala.or.Jp(京の社家を学ぶ会事務局 伊藤さん)
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20111013000035